田植え始まる 2


田植えをする人たち                田植えする人たち (女性の方が植えるので早乙女と呼ばれた)

 連日、田植えをしています。乗用の田植え機で植えていくので植え付けがスム-ズで植えた後は、真っすぐに均等に植えられた圃場はとっても綺麗です。

 昔の田植えは乱雑に植えられていましたが、明治30年代に正条植えが取り入れられたそうです。代掻き(しろかき)をして平らにした田んぼに縄を張ったり、型枠を転がしたりして目印を付け、整然と植えていきます。これによって株の間隔が揃い、稲にむらなく日が当たり、風通しも良くなり、除草作業の能率も上がって収量が増えていきました。

 私は、小学生の5年生(昭和43年)から田植えの手伝いをしていましたが、今のように田植え機もない時代ですので、すべて手作業でした。昔は子供もあてにされ両親と一緒に田植えするのです。手植えので作業は腰に負担がかかり、大変きつい重労働の仕事で、父はいつも腰が痛いと言ってました。時が経ち私が高校生の頃(昭和49年)には田植え機(歩行用)が発売されたのですぐ購入し植えてみると、楽々と田植えができ随分と軽い仕事になったことを覚えております。その後、乗用の田植え機が出回ってきたので購入すると、田植えはもはや昔のような苦労のない乗ってるだけの楽な作業となりました。機械が進歩すると作業の効率化が図られどんどん楽ちんになります。

 昔のように手で植える田植え作業は、もはやすることはできません。昔の人は、本当に苦労されたなぁと思うのであります。