- 軽トラックに積載された動力噴霧機により除草作業を行っている
お米や野菜を栽培する農地(圃場)は、日照時間や降水などの自然要因と自らの農地に堆肥や肥料を施しその土壌の品質の向上を図ることで良い農作物を栽培することができます。しかしながら外部要因として、農道の整備や用排水が健全になされていることも農業を続けていくことで重要なことなのです。
この松原市三宅地区には、三宅土地改良区という財団法人があり、農業用用排水施設の管理等を行う土地改良事業を実施することを目的として、地域の関係農業者により組織された団体があります。それは、土地改良法によって、農家の人たちが農業生産を行ううえで欠かすことができない用排水施設や道路等の設置、維持、管理及び、農地の区画整理などの土地改良事業を実施することを目的に設立された団体なのです。
三宅地区は、現在およそ40haの農地があり、東・西・南・北の4地域に区分されています。その地域の中で各地区担当理事が1名と排水調整委員1名が選任されております。私は北地区の用排水調整員として、担当理事と改良区の職員とともに春、夏、秋に道路の補修や除草作業を行っております。本日は、秋の除草作業を実施し従事しました。
こうした作業を行うことによって、健全な農地の維持保全が為されているのです。